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Takumi’s blog

文章にして輝く思い出

旅館の一日

一日の流れを適当に書くだけ。

 

 

アラームで目を覚まして、ギリギリまで布団の中で芋る。

出社時間はその日の一番早いお客様の朝食時間に合わせて変動するが、大体6時~7時の間になることが多い。

お客様が7時朝食を希望した場合、俺は5時半くらいに起きて、30秒程度で身支度を整え6時の4分前くらいに寮を出て、6時ギリギリにタイムカードを切る。

 

そしたらその日使うおしぼりの束と海苔を持って、担当の部屋のある館のパントリーに向かう。

パントリーに到着したら電気を点け荷物を置いて、食事のセッティングに入る。

醬油差しに朝用の醬油を入れ、海苔をそれぞれの海苔箱に入れ、お茶を作るようのお湯を沸かし、味噌汁と湯豆腐用の出汁を貰う為の器を持って地下の調理場に下りる。

眠そうな顔をした調理場や接待の人たちと挨拶をしながら出汁類を人数分確保し、持っているお客様の人数分の料理が振り分けられた台車と一緒に上に上げる。

そしたらその料理を大きな四角いお盆(わきとりと呼ばれるもの)に部屋毎に振り分けたり、お茶を作ったりする。

お食事開始の30分前になったらお布団さんがお布団を上げにお客様の部屋に入るのだが、時々自分でお布団上げに入る時もある。

 

早起きした俺の心は死んでいるが元気に「失礼いたしますー、おはようございます!それでは朝食の準備に取り掛からせていただきます^^」と言って客室の机の上を片付け、拭き、お膳紙を敷いて、セッティングをする。

番茶と味噌汁とご飯の用意までするのに、大体10分ちょっとくらいかかる。

だから、二部屋三部屋かぶると片方を待たせてしまうことになるが、なるべくそうさせないように俺は朝から旅館の廊下を走り回る。

 

私「こちらのお魚はのどぐろでございます^^」

 

お客様「えぇ~のどぐろやって、お父さん。高級魚やんねぇ~」

 

私「えぇ、まあかなりミニサイズではあるんですけれどもね^^」

 

お客様「かわいそうやねぇ~」

 

私「あははは^^えーと、それでは火をおつけ致しますね。鉄板が温まりましたら先に皮を下にして乗せていただいて、ひっくり返してしっかり両面焼いてお召し上がりください^^」

「そしてこちらのおひつにはご飯のおかわりが入っておりますので、よろしければどうぞ^^」

「では40分ほどしましたらお片づけにお伺いいたしますので、どうぞごゆっくりお召し上がりください^^」

「それでは失礼いたします~^^」

 

ってな感じで大体三部屋くらい。朝はそんなに忙しくないけど夜は三部屋あると忙しい。まあ俺最大で4部屋までできるけど。

 

40分くらい経って片付けに入ったら、作業をしながら適当に雑談とかして、最後に「それではこれにて失礼いたします^^ありがとうございました^^」と言って部屋を出る。

 

そうして全部の部屋を片付けて挨拶をして、ようやく役目が終わる。

食器や炊飯ジャーを台車で洗い場に下ろし、コップや湯のみや一部の食器は自分で洗う。

大体それで9時半くらいになってるかな。

そしたら事務所に行って今日のお客様の情報が書いてある紙を貰って、それを元にご飯や料理の積み込みの依頼を出したり、使う食器を集めたり、セッティングしたりする。

ちなみにここでちゃんとお客様の情報を確認しておかないと、アレルギーがあったりしたら大変なことになる。

あとお客様がお誕生日だったりとか、小さい子供がいるとか、そういうことも書いてある。

勿論受け持つお客様は苗字も把握しておく。

 

そして自分の担当が終わったら、会場食の方の手伝いに回る。

大体みんな自分の担当場所が終わったらすぐに帰る。

昔からいるおばあちゃんも派遣の中国人も韓国人もみんなそうだ。

手伝うのはパートの優しいおばちゃんと俺くらいなもん。

自分ひとりが楽すればいいやっていうんじゃなくて、みんなで苦しみを分かち合って軽くしようよって考えてるんだけど、そういう人って少ないね。

まあみんな疲れてるしそんな余裕無いんだろうけどね。

でも労働時間俺より大分少ないはずなんだけどなぁ・・・。

なんていつもちょっとイライラしちゃう。顔に出てないとは思うんだけど。

 

まあそんでセッティングして、派遣やパートの人たちに「~~時上がりでお願いします!あと2分なのでキリが良いところで終わりにしてください!」と年上の人たちに指示を出し、残った仕事を俺や他の正社員がやる。

そんで帰れるのは大体11時過ぎくらいかなぁ。

 

食堂にある味噌汁食って、スーパーで菓子パンとかお菓子とかジュースとか買って寮で食ってスマホいじって寝て、二時間くらい寝たら今度は三時に出社して続々と到着するお客様のお部屋案内をする。

自分の担当するお部屋のお客様はちゃんと自分で案内して、簡単に自己紹介し案内をし、お部屋に着いたら「改めまして~~様、このたびはお越しいただきまして誠にありがとうございます。本日お食事を担当させていただく土屋と申します。よろしくお願いします」と言って深々と頭を下げる。

そしたらお茶を淹れてまた雑談をし、親睦を深める。申し訳ないけど、部屋食じゃないお客様にはあんまりお茶は出さない。フロントで案内待ちのお客様が発生してしまう可能性もあるし。

ちなみに俺は意外と評判が良くて結構アンケートに良い事書いてもらえる。

 

夕食の準備があるので4時半くらいには部屋案内を上がって、お品書きを折ったり夕食用の出汁類を取りに行ったり食前酒の用意をしたりお茶を作ったりする。

 

そんで台車に料理を積んで貰ったらパントリーに上げて冷蔵庫に入れたりラップをしたりわきとりに乗せたりと準備をし、次は他の台車に乗らない揚げ物や蒸し物やお造りやデザートといった料理をその料理担当の人に貰いに行く。

~ランク○名、~ランク○名、~ランク○名です。~のてんぷらいくつと~のてんぷらいくつと~のてんぷらいくつ、~の蒸し物いくつと~の~をいくつと・・お願いいたいします。・・って感じで結構めんどくさくて、

数を伝え間違えたりするとすごい剣幕で怒鳴られる。

あと間違えて無くても虫の居所が悪いと怒鳴られる。

まあそういう人なんだと思って別に何も思わないが、さっさと出してくれないとこの時間は1分1秒が物凄く重要でこの後に支障が出てしまうのでなるべくご機嫌を取りつつお料理を貰う。

 

料理がもらえるのは大体5時半からで、夕食6時スタートの部屋が二つあったりしたらセッティングに10分はかかるしここをスムーズにこなせなければこの時点で詰みが確定する。というかスムーズにいっても詰み状態。

時々「遅いよ!餓死するかと思ったじゃないか!」とか言ってくるお客さんもいるけど、そうなると俺の本気モードが発動するので最終的には他のお部屋のお客様よりも仲良くなる。

 

お部屋食は本当に頭を使う。

お客様の食事のスピードを見極め頭の中でプランを練り、脳内で目安となる数分毎のタスクを整理する。

 

ちなみに初めて三部屋やったときはどこの部屋に何出したかわけわかんなくなって、部屋にお茶だけ持って行ったりして危機を乗り越えた。

本当に1秒が惜しいから廊下はダッシュだし、襖の開け閉めもなるべくスピーディーに。ただし立ち居振る舞いは美しく。

 

この料理は食べるのに時間かかるから、その間に他の部屋のセッティグに入って、その間に味噌汁沸かして・・・・みたいな、その時間は必死で全力で頭と体を使う。

他にもあの人は左利きだからスプーンの向き逆にしなきゃとか、お茶おいしいって言ってたから急須に入れて持っていってあげようとか、どんなに忙しくても気配り目配りは怠らないように。

そんなんだから終わったときの疲労感ははんぱない。

そこらじゅうに置きっぱなしになってる洗い物なんかをやる気にならん。

けどやらなきゃ帰れないし、帰るのが遅くなったら朝起きれない。

 

ちなみに運ぶお料理の盛り付けなんかも自分でやったりする。

料理の説明だけじゃなく、その料理にまつわるトリビア、石川という土地に絡めた豆知識なんかも披露するとわりと喜ばれる。

ちなみにそういうのはほとんど自分でネットや図書館で仕入れる。お客様に教えてもらったりすることもあるけど。

 

まあそんなこんなでデザートまで出して片付けて終了。

お布団敷くのはだいたいいつもお布団さんにお任せしてしまう。

 

 

片付けて洗い物して出た飲み物の伝票書いて、他のまだ終わってない会場があれば手伝って終わらせてから明日のシフトを確認して風呂に入ってコンビニ寄って飯と菓子とジュース買って帰る。

前日の夜にならないと休みになるかどうか判明しないから予定立てたりすることもできないのがクソすぎる。

ついでにみんなシフト表を見て納得できないとすぐ上司に文句をつけて変更させるから、朝になると担当場所が変わってたりすることが多々ある。

派遣もおばあちゃんもみんなすぐ文句つける。この人とは嫌だとかこの人数は無理だとか、お前らガキかって思う。

ちなみに俺は一度も文句を言ったことはない。 てかそんな恥ずかしいことできん。

うざい上司困らせてやりたいなとは思うけどね。

 

まあそんで大体帰るのは11時くらいにはなっちゃうかな。

 

んで寝て起きてまた新しい一日が始まる。

けどこの仕事は夜→朝の順番だから、なんというか新しい日が始まったというよりも後半戦が始まったって言ったほうがしっくりくるかもしれん。

 

これの繰り返し。

最近は机とPC買って組み立ててまたネトゲ始めたから時々寝坊する。

やべーよまじで仕事続くかなw

 

ほぼ同じ時期に来た派遣の韓国人たちはもう半分もいなくて、俺はそいつらが大好きでそいつらと楽しく仕事できてりゃそれである程度満たされてたんだけど、そいつらの契約期間が終わったりストレスで辞めたりしていくからつまんなくなってく。

半年間、一日12時間とかの間ずっと一緒に助け合って仕事してきた仲間がいなくなるんだぜ?悲しくてしゃあないわ。

 

あいつらは最高だった・・・なんて感傷に浸ってたところで仕方ないんだけど、仕事中しょっちゅう「あ~こんな時あいつがいたらな~」なんて考えてしまう。

 

冬だからかもしれんね。

 

ちゃんとこの仕事を辞めずに春を迎えるのがとりあえず今の目標かなあ。

 

みんなも頑張ってね。

そんでもし石川の方に来ることがあったら遊びにきてね。

明日は4時半に出勤して各会場に料理振り分ける担当に当たっちゃってるからもう寝るよおやすみ。

とか言いながらAVA起動