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Takumi’s blog

文章にして輝く思い出

決別

仕事を始めたら趣味に没頭してられなくなるだろうなってことを漠然と考えていて、だったらもういっそのこと完全に絶ってしまおうと、0か100かでしか物事を考えられない不器用な俺は、死ぬほど好きだったアイマスを自ら遠ざけた。

いや不器用は不器用なんだけど、一種の決意表明的な意味合いも含んでいたんだと思う。

 

働き始めて9ヶ月近くが経って、遠ざけている内に熱も冷めて興味も失ったと勝手に思ってたんだけれど、とある事情でアイマスの声優のライブ動画をYoutubeで見た途端に、それはまったくの勘違いだったってことに気がついた。

 

動画の中では年甲斐も無く派手な衣装を着た765声優達が歌って踊り、オタクが声を張り上げている。いつものアイマスライブの光景だ。完全に会場は一体化している。

そして、いつの間にやら俺もステージ上の声優・・・いやアイドルに魅了され、観客の一人になっていた。

俺は久々に見る彼女らの姿に、久々に聴く彼女らの声に感化され、涙を流した。

 

そして、感じていた違和感の正体に気づいた。

そうか、これだったのか。

 

つまり、俺は根っからのオタク気質だったってことだ。

手の届かないほど遠い存在を、ただひたすら崇め奉り応援したかったんだ。

恋愛が嫌いなんじゃない。ただ、俺はオタクだったんだ。

 

 

おわり。