Takumi’s blog

文章にして輝く思い出

九月の詩

九月になった。

冷たい朝風が俺の五體を目覚まし、季節が秋に変わったことを実感する。

しかし何故だろう。それでも俺は、まだ八月にいるような気がしている。

いくらクーラーの効いた部屋の涼しさや忙しさで誤魔化そうが、そんな事にはお構いなく、夏は窓の外を横切って行った。

このまま八月に取り残されていたら、九月にも逃げられてしまいそうだ。そんなよくわからない、漠然とした不安がある。

何やら、20歳の1日にはとてつもない価値があるらしい。俺は毎日を大切にしないといけないらしい。

俺には怖いものなんて何も無い上に、無限の可能性があるらしい。

人生の先輩たちがそうやって教えてくれる。ほぼ毎日。

年上の人の言葉は大体正しい。というのが俺の持論だ。

ならば、怖いものなんて何も無いと思って、毎日を大切に、色んな可能性を信じて、道を切り開いていこうじゃないか。

そう思っていても、やっぱり何も変わらないまま過ぎる九月。

 

 

そろそろ彼女、欲しいなぁ。