つちやのニートブログ

基本的には自分語りです

さとゆじの話

 俺は女の子と一緒に居て話すことが無くなると、さとうゆうじにまつわる話をする。さとうゆうじは中学校の卓球部で知り合って仲良くなり、同じ高校に進み、お互い社会人になってからも一緒にAVAや漫才をしてきた間柄だが、中学や高校の同級生でさとうゆうじの事を知っている子のみならず、俺は大学で知り合った女の子にもさとうゆうじの話をする。顔も知らない赤の他人の話を聞かされる女の子のことは気の毒に思わなくもない。では何故その話をするのかと言えば、俺にとっての面白い話題というのが他に見当たらず、そしてそれを聞いた女の子が面白いと感じてくれる事を期待してしまっているからだろう。自分が面白いと思うものを面白いと感じ、笑ってくれたらいいなと思う。

という訳で、今日ははてなブログで初めて、さとゆじの話をしようと思う。

 高校二年の冬から高校三年の春にかけて俺は釣りにはまっていて、三月下旬のある日、さとうゆうじを連れ出して電車で飯能の方に釣りに出かけた事があった。よさげな川を見つけようと思って散策をしていたら、山に入る道を見つけた。山は柵に囲まれ、入り口には「クマ出没注意」という看板が置かれていた。空はまだ明るかったものの時刻は17時を過ぎようとしていて、少し日が傾けばすぐに山に遮られ暗くなりそうだった。「おいw山登ろうぜw」俺がそう言うと、さとうゆうじは「なんで釣りに来て山に登るのぉ!?」と言いながらもニヤニヤしながらついてきた。ぬかるんだ道にはクマの足跡があったが特に気にしないことにした。日が暮れて、真っ暗になった。上を見上げれば星が瞬いていたが、前や下を見ても目を閉じたような暗闇が広がるばかりだった。「クッソ怖えぇ・・・w」「もしかしてこれが遭難か?w」男二人で肩を寄せ合い、スマホの明かりで足元を照らしながら進んで行く。時折小さな物音が聞こえ、その度に震え上がる。「クマ!?」「やばいやばいやばい死んだ死んだ死んだ死んだ」「・・・なんだ鳥か」「おいフラグ立てんなよw」そんな会話をしつつも全神経を研ぎ澄ませ歩いていく。入口の柵が見えた時は「助かった!」と思ったが、「最後まで気を抜くなよ・・・」とさとうゆうじに注意を促した。無事死亡フラグを回避し、なんとか下山し駅に着いた。しかし、まだ地獄は終わらない。さとうゆうじは家に帰りたがったが、俺は「まだ釣りできてないだろ。今から秩父に行って野宿して釣りして帰るぞ」と命令した。電車は川越とは逆方向に進み、秩父に到着した。三月の秩父はあまりにも寒く、野宿なんてしたら死んでしまいそうだった。歯をガチガチ鳴らしながら国道沿いを歩き、幸楽苑に入って一杯の中華そばで深夜二時まで凌いだ。閉店後また外に放り出された俺たちは、帰りたくとも電車がなく、道を歩いてもコンビニすら見当たらず、またしても絶望の淵に立たされた。そのまま歩き続けて見晴らしの丘公園に行き、真新しい公衆トイレに二人して入り、便座に座って丸まって寒さを耐え忍んだ。「俺ちょっと寝るわ」「おい寝たら死ぬぞ!」「えぇ?知らねえよ・・・Zzzzz」早朝、空が白け、外に出た。「すげーー!なにこれ!」夜の間は暗かったため気づかなかったが、明るくなって初めて一面に芝桜が咲いている事を知った。初春の朝の澄んだ空気で遠くの武甲山が綺麗に見えた。

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公衆トイレにさとゆじを起こしに行ったら冷たくなって死んでいた。俺は人が来る前にと急いで持ってきていたα6000で芝桜の写真を撮って、その後川で釣りをして帰った。結局魚は一匹も釣れなかった。疲労感は凄まじかったものの、良い写真が撮れたから俺は満足だった。俺のせいでひたすら苦難を強いられた末にこの世を去ったさとうゆうじの事は本当に可哀そうに思えたが、未だに俺は謝っていない。いい機会だからここで言わせてくれ。

まじですまんかったw

 

おわり

好きな曲

アルバム単位じゃなくて、アーティストにつき一曲ずつ紹介していこうと思う。基本的にはまったりした曲、爽やかな曲が好き。

Youtubeのリンクを貼っておくのでよかったら聴いてみてください。

 

 

Jason Mraz / I'm Yours

https://www.youtube.com/watch?v=EkHTsc9PU2A

世界中の誰もが知ってる・・・と言ったら流石に大袈裟かもしれないけど、それくらい有名なJason Mrazの代表曲。今でもスーパーで買い物してたら流れてたりする。中学の時にLTEだかALTだかの先生が「今アメリカで一番流行ってる曲だよ」っておすすめしてくれてみんなで授業で歌った。爽やかな声とまったりしたテンポでつい口ずさみたくなる。誰でも知ってる曲だからこそ、知らなかった人はぜひ一度聴いてみてほしい。

 

 

くるり/三日月

 https://www.youtube.com/watch?v=PWu0PzyPrH4

くるりは割と昔の洋楽のオマージュしまくってるんだけど、だからこそ耳に馴染むメロディで親しみやすい。メルボルンで日本語が恋しい時にいつも聴いてて、ルームメイトのバスカーのお兄さんと一緒に弾き語ったりもした。そういう思い出補正を含めてくるりで一番好きな曲。というか東京とか上海蟹とかばらの花はみんな知ってそう。

 

クリープハイプ/さっきの話

https://www.youtube.com/watch?v=Zgk08ClKZUg

Youtubeに無かったからカバー)

クリープハイプなら『二十九、三十』も良いけど、同じくらい良い。なのにクリープファン以外知らないのが謎。クリープファンでも下手したら知らないかも。「それとね、さっきの話」から始まる歌詞は、意味が分からないけど何故か引き込まれる。で、最後まで聴いていくと、少しずつ歌詞の状況が分かっていくんですよね。別れた彼氏と会って話している女性の切ない感情が描かれているんだけど、たったそれだけの歌詞なのに、驚くほど気持ちが伝わってきて切なくなる。とてもクリープハイプらしさを感じる曲。おすすめです。

 

ASIAN KUNG-FU GENERATION/アンダースタンド

https://www.youtube.com/watch?v=bDZhITsbdqI

 アジカンの曲ってリライトとかソラニンあたりが有名だと思うんだけど、俺はこの曲が一番好き。「軋んだその心」「歪んだ日の君を捨てないでよ」このフレーズを聴くと、中高生の頃の気持ち悪かった自分(今も気持ち悪いけど)も忘れず大事に抱えていたいと思える。中二病だった人に響くのかもしれない。

 

 

 

マヒトゥ・ザ・ピーポー/turn light

https://www.youtube.com/watch?v=SpXvemwj9Ic

マヒトゥは声と歌い方が独特だから万人ウケはしないのは仕方ないと思うけど、それにしても知名度が低すぎる。良い曲を作るのになぁ。。青葉市子さんの声と歌い方が本当に好きだから、一緒に歌ってくれているのがとても嬉しい。優しい声が、マヒトゥの曲の独特な世界観に合っていると思う。二番の、フレーズどころか数文字毎に歌が入れ替わる部分が良い。あとは『めのう』とか『MU-MIN』あたりも聴いてみてほしい。

 

 

きのこ帝国/金木犀の夜

https://www.youtube.com/watch?v=bdOGh2q4184

曲も声も大好き。爽やかなメロディと声に適度に甘ったるくて適度に詩的で適度にエモーショナルで悲しい歌詞。女の子とカラオケ行った時に歌ってくれたら嬉しい曲、ぶっちぎりでナンバー1。

秋には金木犀の香りでこの曲を思い出して、女の子に電話したくなる。電話する相手がいないけど。

 

 

チャットモンチー/恋愛スピリッツ

https://www.youtube.com/watch?v=QI9O-3vNZj0

当時えっちゃん達が18歳の時に作った曲。ひたすら二つのコードと同じフレーズを繰り返す。この頃は椎名林檎に影響を受けていたらしい。けどそれにしてはダイレクトな歌詞だなと思った。アルバムの『表情』に入ってた打楽器バージョンも良い。

ヴォーカルの橋本絵莉子が高校3年生の時に作詞作曲した曲で、好きな人に電話で告白する時に言いたいことをメモしたものが歌詞になった。今でもこの曲を歌う時、その当時の思い出が鮮明に蘇るらしい。-Wikipedia参照

この文章のエモさよ。。。

 

山崎まさよし/お家へ帰ろう

https://www.youtube.com/watch?v=71kwr6Xqh1g

ハウスシチューのCMに使われていたから、俺と同い年かそれ以上の人なら聞き覚えがあると思う。「ああ、知ってる!懐かしいなぁ。良い曲だなぁ」と思ってくれたらいいなと思って載せた。まさやんなら普通にワンモアが一番好き。アルバムならHOMEがおすすめ。

 

 

ポルノグラフィティ-愛が呼ぶ方へ

https://www.youtube.com/watch?v=Gs-GHYKJA9w

兄が大好きだった曲。子供の頃は感性が豊かだったから聴いただけで涙が出そうだった。なんかのドラマの主題歌だった気がするけど、忘れちゃった。

 

The wisely brothers / 鉄道

https://www.youtube.com/watch?v=wGuIg6KZ30U

普段は下北沢のライブハウスとかで活動してるインディーズバンド。

五年くらい前に友人に教えて貰って『メイプルカナダ』から入ったんだけど、ぼんやりと聴いていたらだんだん声質のせいなのかか歌い方のせいなのか、まるで声までがひとつの楽器のように聞こえてきてびっくりした。感情に任せて思いつくままに書きだしたような詩はよく考えれば理解できそうだけど微妙に理解不能で、それがまた癖になる。「紹介したいアーティスト」で言えばダントツで一番。

 

 ハンバートハンバート/おなじ話

https://www.youtube.com/watch?v=ZW7Oi8qq-D8

ハンバートはそれなりに有名なんだけど周りに好きって人がほぼいなくて寂しい。まあとりあえずこの曲を聴いてくれ。あとは案外知られてないけどこのすばのEDもこの二人が作ってたりする。

 

EVISBEATS/いい時間

https://www.youtube.com/watch?=06yIzV8HToM

何もする事が無い休日の夕暮れ時、コーヒーを淹れた時、デートの前日、そういう時にこの曲を聴くと素敵なLoneryを味わえる。素敵な時間をもっといい時間にしてくれる歌だと思う。

 

 

Galileo Galilei/管制塔

https://www.youtube.com/watch?v=nIA6gcxLfKw

ガリガリ閃光ライオットで優勝した時の曲。初めて聴いた時、十代でこんな曲を作ってこんな歌詞が書けるのか!?と圧倒させられた。アルバムが出る度に成長していく声、変わっていく楽器の構成や音楽性。そういった部分まで楽しめるバンドだった。解散して今はBBHFというバンドでgt.voをしているが俺はまだ聴いてない。

 

Lamp/さち子

https://www.youtube.com/watch?v=meF_vnE_uA

「安直なエモさを狙いにいったような歌詞」とはまさにLampの事だと思う。でも好きなんだよな。この曲よりお洒落で情緒的な曲は一生かかっても見つけられる気がしない。Lampはジャズ、ボサノヴァを組み合わせたJPOPを作っていて、どの曲も気品と哀愁が漂っている。ピースフルでエレガント。スタイリッシュでアダルト。Lampを聴いている自分が好きだし、Lampを聴く貴方が好きです。是非聴いてみてください。

 

 

疲れた~。また気が向いたら続き書こうかな。

くるりをはじめとして、庄司君という一人の友人にお勧めしてもらって聴くようになった曲(アーティスト)がかなり多い。会って遊んだ事は二回か三回しか無いけど、俺の人生のキーパーソンだなぁと思う。

ちゃんと聴いてくれた人(いるか分からないけど)本当にありがとう。

よかったら感想とか聞かせてね!^q^

 

 

大学合格が決まってからの心境

第一志望の国公立大学に受かった。あとは四年後の教員採用試験に受かったら晴れて壮大な転職計画達成という事になる。友人には逆転勝利とか下克上とか言われるけど、俺の感覚としてはただの方向転換であって、ハッキリと断言するが下から上に行ったような意識は無い。レールから外れてしまったのを軌道修正したという表現もまったくもって的外れだ。俺は中二の春には自力でレールから降りてる。そこからずっと好きなように走っている。

 

働きながら2chまとめサイトを見て憧れていたキャンパスライフ。受験(ニート)期間中には何度も何度も妄想を膨らませた。それがついに来月現実のものとなる。のに、何故だろう。あまりワクワクしない。というかまったくワクワクしない!!!えーーーーー、なんで!?自分でもわからん。って事でブログを書きながら自分の中で整理しようとして今書いてる。一旦思い当たる理由を箇条書きにしてみよう。

 

 

理由1 ただでさえちょっと遠距離な彼女との距離が更に遠くなる

 

これはあるだろうけど、元々月に一度くらいしか会ってないし多分今後も似たようなもんだろうな。頑張って同じ大学に入って欲しいけどアホ過ぎてこのままじゃ厳しそう。

 

理由2 川越を離れてクソ田舎に行きたくない

 

ある。というかさとゆじや城本と気軽に遊べなくなるのも痛い。わりと気に入ってる警備員のバイト辞めなきゃいけないのも憂鬱。

 

理由3 一人暮らしが嫌だ

 

というか実家の犬や猫と遊べなくなるのがキツい。最近犬が可愛すぎていつも抱きしめてる。一人暮らし自体は慣れてるし、寂しさとか感じた事も無い。

 

理由4 キャンパスライフに興味が失せた

 

これ。8割くらいこれ。今さら人間関係リセットとかクソめんどい。今の交友関係がパーフェクトだから新しい友達とか正直そんなに要らん。サークルは馴染めるとこもあるかもしれないからとりあえず色々入ってみようとは思う。

 

理由5 勉強したくない

 

若干ある。どうせ同じ教員免許取るなら教育学部より文学部の方が学問出来るし楽しくてお得じゃね?っていう短絡的発想で国文学科にしたけど、実際それほど文学に興味がある訳ではない。でも国文学科ってちょっとアカデミックな響きがあって素敵だよね。

 

 

理由6 大学生活が不安

 

これもあるだろうな。田舎の大学でぼっちは退屈すぎて死にそう。あと勉強ついていけるかってのもちょっと心配。ただでさえおっさんなのに留年とかしたくねぇw

 

 

大体判明したな。どうやら楽しみより不安や嫌な事の方が大きくなってしまっているのが原因だったらしい。

とりあえず一人暮らし始めたらハムスターでも飼おうかな。(´-`)

つちやのフィリピン滞在記1

 オーストラリアに行く為に旅館を辞めたはいいけれど、とある事情により暫くは実家を離れられなくて、父の仕事を手伝ったり部屋でごろごろしたりして過ごしていた。どうせ暇だし海外旅行でもしたいなと思って調べていたら、フィリピンで英語を学べてボランティア体験も出来るという魅力的なプログラムを提供しているNGOのサイトにたどり着いた。翌日には申し込みをし、お金を振り込んだ。十日間で十二万円くらいだった気がするけど、詳しくは忘れた。生まれて初めてのフィリピン。生まれて初めての海外。不思議と不安は無くて、ひたすらワクワクしながら当日を待った。もう一年以上も前の事で実際のところあんまり覚えてないけど、「生まれてはじめての外国がフィリピンってなんか嫌だね。私はハワイだったけど」と母に言われてイラっとした事だけは忘れてない。なんとなくハワイには行きたくなくなった。

 成田からマニラへ。マニラからイロイロへ。荷物が流れてこなくて不安になったりもしたけどなんとか無事に辿り着いた。なんとなく不安でプログラム開始日の前日の便で来た俺は、予約した空港近くのホテルに行く為にタクシー乗り場へと向かった。ババアにタクシー乗れよと言われて、カモられる訳にはいかん!と半分怒鳴るようにして「ハウマッチ!!!」と俺は値段を尋ねた。ホテルまでの距離は約二キロで、タクシーの値段は800円だった。「あら?全然安いじゃない?」と思った俺は、「おーけー!あいうぉんとぅゆーずでぃす!」とかなんとか言ってタクシーに乗せてもらった。もしかしたらこのまま変な場所に連れてかれて身ぐるみ剥がされるんじゃねえか?とか思ったけど運転手のにーちゃんはTOEIC380点の俺に丁寧に話しかけてくれて優しかった。話しながら、二キロなのに全然着かねえなあと思っていたらどうやらにーちゃんは道を間違えていたらしい。引き返して、結局小一時間かけてホテルに辿り着いた。集落みたいな場所にあるホテルで、出迎えてくれた女将的な人に「お前800円も払ったの?それぼったくられてんぞw」と笑われた。実際は300円くらいで済むはずだったらしい。日本との物価の違いに驚いた。そしてもう二度と騙されないようにしようと心に誓った。

 ホテルは何気にかなり綺麗で、黄緑色の壁が素敵だった。ホテルで雇われてる従業員らしき女の子が夕食にパサパサのご飯と卵焼きとウインナーを出してくれて、食べたらすごく不味かった。けど俺が食べている姿をおばさんと女の子がじーっと見つめていたから、「うん、おいしい!」とか言って美味しそうなフリをしながら食べた。それを見たおばさんは嬉しそうに笑ってた。頑張って英語で意思表示をしたけどあまりにも下手だったのか全然伝わらなくて、結局おばさんのiPadで翻訳しながら会話をした。いやiPad持ってんのかい!っと心の中で突っ込んでたら、iPhoneで誰かと通話をし始めて更に驚いた。これが俺がフィリピンで一番最初に受けたカルチャーショックだった。

 翌日、三輪バイクとバスを乗り継ぎNGOの人との待ち合わせ場所であるショッピングモールへと向かった。かなり距離があったけど交通費は合計で40円くらいだった。最初のバスでは財布を忘れたら隣の人が教えてくれて、次のバスでは寝てたらショッピングモールのところで「お前降りるのここじゃね?」って起こしてくれた。え?フィリピン人、めちゃくちゃ優しいじゃん!!治安悪いとか嘘やんけ!と思った。これが第二のカルチャーショック。

 ショッピングモール、クソでかい。クソ綺麗。第三のカルチャーショック。客のフィリピン人達、楽しそうに鼻歌を歌ってる。第四のカルチャーショック。カルチャーショックの連続でショック死するんじゃないかと思った。初めて経験する海外は全てが新鮮で、全てにカルチャーショックを覚えた。NGOのスタッフと合流して、お互いに自己紹介をして車に乗せて貰った。ヒデとマオ。隠さずに本名を書いておく。車の中でバスで財布を忘れたら教えてくれたり寝てたら起こしてくれたって話をしたら「それは危険すぎる。治安は本当に悪いから気をつけなきゃだめだよ」とちょっと強めに言われた。この人たちの先入観が強いじゃないのかな?と思ったけど、事実はそうではなかった。ちなみにこの部分は複線になるからちゃんと覚えておいてほしい。

 車はイロイロ空港へ到着した。目的は俺ともう一人の参加者の女の子を迎えに行くため。あ、飽きた。

また次回書きまーす。第一話、おわり。

センター試験当日の話

 試験前日の夜寝たら一時間後に目が覚めてしまって、仕方がないからさとゆじと仙波河岸公園でサッカーをして、その後ガストで納豆ご飯食ってから会場の大東文化大学に向かった。さとゆじが「車で送ってもいいけど、センター試験の友達を山奥に連れてってみたドッキリするぞ」とか言うもんだから朝のガストで大爆笑してしまった。俺の隣に座ってた浪人生二人組がなんかテンパってて、聞いてみたら会場が東京電機大学霞ヶ関駅で降りる予定とのことだった。霞ヶ関駅なんかとっくに通り越していたから、「今すぐ降りて川越方面行きの電車乗れ!」と教えてあげた。二人はお礼を言って急いで降りていった。気がついたら俺が降りる筈の高坂駅を通り過ぎてしまっていた。すぐさま飛び降りて引き返した。ギリギリ間に合いそうだけど、メンタルが乱れてしまった。ふとした思いつきで、彼女に通話をかけてみた。ちょっとだけ話して、緊張がほんの少し軽くなった。この戦いが終わったら故郷に帰って結婚しよう!とかいうネタが一瞬浮かんだけどこのタイミングの死亡フラグは洒落にならないのでやめておいた。

 大東文化には入札完了時刻の五分前に着いた。席に着いて、目薬をさし、チョコレートを食べ、コーヒーと栄養ドリンクを飲んで、最後にミンティアを口に放り込んだ。そして体の震えを止めるために腕や肩を自分で揉み解した。気休めかもしれないが、小さな気休めでも重なれば良い結果につながると俺は信じた。一科目目は倫理。本当は倫政で受ける筈だったけど、諸事情により政経はやめた。よし!俺なら絶対大丈夫!9割取ってやるぞ!と気合を入れた。大問一。国連難民高等弁務官事務所!?なんじゃそりゃ!?マララ・ユスフザイ!!??!?ふざけんな誰だてめぇ!聞いたことねえぞ!!!!?!幸徳秋水の師匠!?はぁ!???????知らねえよ!!!!!!!と心の中で叫んだ。というかちょっとだけ口に出した。解き終えて、手応えは良くも悪くもなく普通、という感じだった。教室を出ると、窓の外は雪が降っていた。センター当日に雪っていうのはなんか風情があっていいなあと思った。休み時間はトイレに篭った。コーヒーと栄養ドリンクの飲み過ぎでおしっこがかなり近くなっていた。残尿感があって動けなかったから十分くらい大便に座ってTwitterをしていた。

 二科目目は国語。俺が一番恐れていた科目だ。もちろん直前にまた一時間目と同じおまじないを繰り返す。眠気はあったが脳は冴えてる気がした。評論と小説は簡単だったからスラスラ解いた。時間がたっぷりあったから古文も最初から最後まで読解してから解いた。簡単だった。漢文は古詩が出てうわやべえよー!と思ったけどクッソ簡単だった。楽しすぎてアドレナリン大放出だった。これはもう受かったわ。あーあ、マーチ乱れ打ちとかしなきゃよかった〜。金無駄にしちゃったわ〜。とか考えて、いやいやまだ安心するのは早いだろ!と自分の顔を鉛筆で叩いた。勿論またトイレに篭ってTwitterをし、直前にチョコを食べコーヒーと栄養ドリンクを飲み目薬をさしミンティアを食べ体をマッサージする。三科目目は英語。発音アクセント、うーんむずい!文法語法、、、むずい!!!並び替え、、、ぎゃああああああ!!!!!なにこれどーすればいいのおお!??!!クソムズ天国!!!!グラフ広告簡単!長文簡単!でも前半ズタボロ!そしてラストは英語リスニング!しょっぱなつまづいてそれを引きずって3問落として大慌て。あとはだいたい大丈夫そうだった。全部おわった!うーーーんまあ多分大丈夫だろうな、俺の第一志望の都留文科大学は合格最低点低めだしな。と思っていたら帰って自己採点したら84%だった。おぎゃあああああああwwwwwwwwwなんじゃこりゃあああああ!!!!wwwwwwwwはい余裕で合格あざす!!!!!!!!ミッションコンプリート!くぅ〜、疲れました!タクミン桜、完!!!!おやすみなさい!!!!

俺はぐっすりと眠り、起きたら全部夢だった。

夢ならば〜どれほどよかったでしょお〜🎵

いや夢じゃないんだよなぁこれが。残念でしたねみなさん、僕は無事大学生になれそうです。本当に謝謝。アニョハセヨ。

点数的に首都大や滋賀大も視野に入るけど二次怖いしそもそも興味ねえ。俺はもう毎日都留文科大学のパンフレット見てウキウキしてたんだよ。東大すら眼中にねえわ!ってのは流石に嘘。レベル高すぎて眼中に無いの間違いですね。大変失礼致しました。訂正致します。はい。まあそんな感じです。国文学科と初等教育学科どちらを選ぶかで高校の教師になるか小学校の教師になるかを選べるけど俺はガキンチョが大好きだから小学校にする。もちろん女子高生も大好きだけどそういう不純な動機で仕事選ぶとかよくないしね。大学も楽しみだけど学校の先生になるのも楽しみ。俺の人生バラ色だぁ!!!!

コーヒー一杯のイマージュ

 

地味なメタルフレームの眼鏡と文庫本をテーブルに置き、彼女はコーヒーカップに口つける。「・・・よくわかんないけど、美味しい気がする」「ね。なんというか・・・深みがあるよね。よくわからないけど」僕がそう言うと、彼女はニタリと笑って「絶対よく分かってないでしょ」と僕をおちょくった。やれやれ。まったくもってその通りだ。言い返す言葉が見当たらなかったから、彼女の文庫本に挟まっていた栞を引き抜いてやった。「あの、小学生みたいな事しないでもらえます?」僕を睨みつける彼女。まるで変顔をしているみたいで笑いそうになる。「本当に謝謝。アニョハセヨ」僕がそう言うと彼女は「謝ったから許す」と言って、またニタリと笑った。謝謝もアニョハセヨもごめんなさいという意味ではないのだけれど、気付かれなくてモーマンタイだ。 僕はにやけそうな口元を隠すためにコーヒーを飲んだ。キリマンジャロの芳醇な香りが、僕らを包み込んだ。

 

サトー・ユッジーと炎のゴブレット

ユッジーは魔法学校川越総合ホグワーツの一年生。今日も元気に魔法の箒に乗って青空を飛び回っている。「おや?あそこに見えるのはユイちゃんかな?」ユッジーは箒から下りるとステルスマントに身を包んだ。「セクタムセンプラ!童貞はしね!」ユイちゃんは杖を振りかざす。日の沈みかけた校舎裏、眩い光に辺り一帯が包まれる。目を開けると、ユッジーの中学からの同級生であるつちやが血まみれになって倒れていた。「仮性包茎の癖にユイに話しかけるからこうなるのよ」そう呟いてユイちゃんは去っていった。「ふえぇ...仮性包茎がユイちゃんに話しかけたら殺されちゃうのぉ....やだぁ....」ユッジーはその場に蹲り、うんこを垂らした。 翌朝、ユッジー上原亜衣のイラマチオ動画で一発抜いて、その後箸を使わずに手でチョレギサラダを食べた。「うーん、精液ドレッシングが最高だぁ!」 その後顔とちんこを濃硫酸で念入りに洗い、陰毛をポマードで塗り固める。「ユッジー、学校に行って参ります!!!」和子の遺影に向かってユッジーは敬礼をする。そして家を出ようとしたが、ゆうべ玄関に立て掛けておいた筈の箒が無い。何故だろう。ユッジーはひとまず愛車『チキチキバンバン』で学校に行くことにした。 「ヒャッハーwwwwwwwヒュウィゴーwwwwwwwwwwww」奇声を上げながら国道16号を爆走していると、いつの間にかお尻の辺りがべちゃべちゃになっていた。臭いので窓を開けると、ユッジーの箒に跨った城本がトンボと交尾をしていた。「あれ?ニートさん免許持ってたっけ?」「知らね」そう言うと城本は秒速五センチメートルの速度で東へ飛んでいった。「てかトッポギ食いてえな」ユッジーかっぱ寿司に行くことにした。 「何名様でしょうか?」「おん?」「お一人様ですか?」「おーん...お?」ユッジーはナップサックから和子の遺影を取り出して言った。「38人ですw」それを聞いた店員は叫んだ。「38名様ご来店だぁ!!!!!!」「「「「イラッシャッセェーーー!!!!!」」」」ユッジーはテーブル席へと案内されると、和子の遺影を寿司のレーンに流した。「かーっぱかっぱかっぱかぱ〜かっぱずし〜♩♬かーぱかっぱかっぱかっぱ〜かっぱずし〜♩♫♫」店員が一列に並んで歌っている。「おーん...オッケーグーグル、サカナクション流して」店員が答える。「それはできません」「おん....??????サカナクション流して」「それはできません」「おーん...じゃあいいや」「かーっぱかっぱかっぱかぱ〜かっぱずし〜♩♬かーぱかっぱかっぱかっぱ〜かっぱずし〜♩♫♫」「かーっぱかっぱかっぱかぱ〜かっぱずし〜♩♬かーぱかっぱかっぱゆうちゃん.....かっぱ〜かっぱずし〜♩♫♫」「かーっぱかっぱかっぱかぱ〜かっぱずし〜♩♬かーぱかっぱかっぱかっぱ〜かっぱずし〜♩♫♫」和子の遺影も歌っている。「かーっぱかっぱかっぱかぱ〜かっぱずし〜♩♬かーぱかっぱかっぱかっぱ〜かっぱずし〜♩♫♫」「あれ!?てか俺学校行かなきゃじゃん!」ユッジーはレジで店員に札を投げつけた。店員は虚空を見つめながら笑顔で歌っている。ユッジーは急いでチキチキバンバンに乗り込むと川越総合ホグワーツへと向かった。お尻がべちゃべちゃしてて気持ち悪かったから、ユッジーは通りすがりの岩手大生の頭に糞まみれのパンツを被せてあげた。「はぁ〜?何これくっさwwwマジで意味やかんねぇんだけどお〜〜wwwまったく、これだから彼女いない奴はゴミなんだよなぁ〜wwwwあーーー修論めんどくさwww就活うんこだし、もう茨城でタピオカ屋さんでもやろうかなwww」そこへヴォルデモートがやってきて、金属バットで岩手大生を殴り殺した。「缶詰をするのだユッジー!」「えぇ〜〜まじぃ?やじゃ〜〜」「缶詰をするのだ!」「しょうがねえなあ〜、工場長が言うならやりますよぉ」「よし!今日も一日安全作業で絶対勝つぞ!」 「おん!」